アメリカ赴任者必見!運転免許&REAL ID取得の流れとDMV予約の裏ワザ

アメリカ赴任直後に必須なのが、運転免許とREAL IDの取得。車社会では免許がないと生活が回りません。さらに2025年以降はREAL IDが実質必須。ここでは、SSN取得→DMV予約→試験→REAL ID発行までを、実体験も交えてわかりやすく整理します。

目次

国際免許の有効期限は州ごとに違う

渡米直後は国際免許で運転できる場合がありますが、有効期間は州ごとに異なります

  • カリフォルニア州:約10日
  • イリノイ州・ニューヨーク州:約90日
  • マサチューセッツ州:約30日

期限切れ後は無免許扱い。州免許の取得を逆算して動くのが鉄則です。

前提:SSN(ソーシャルセキュリティナンバー)を先に確保

多くの州で免許申請にはSSNが必須。SSAで申請→数週間後にカードが郵送されます。まずはSSNから進めましょう。

👉 ソーシャルセキュリティナンバー(SSN)取得の流れとオンライン予約ガイド

DMVのオンライン予約:手順とコツ

基本手順

  • 州ごとの公式DMVサイト(.gov)にアクセス
  • 「Driver’s License」または「REAL ID」を選択
  • 氏名・生年月日・SSN・現住所を入力
  • 希望のDMVオフィスと日時を選ぶ
  • 発行された予約番号(Confirmation Number)を保存(スクショ推奨)

実体験メモ:朝6:30のリロード戦

日中は「2か月先まで満席」もザラ。朝6:30頃に公式サイトを開いてリロードすると、当日や翌日の近場が空くことがありました。私はこの方法で当日午後枠を確保し、1か月待ちを回避できました。

必要書類をそろえる(赴任者がつまずくポイント)

  • パスポート+ビザ
  • SSNカード
  • 住所証明(州によっては2種類必要)

住所証明で使える具体例

  • 電気・ガス・水道の請求書(Utility Bill)
  • インターネット/ケーブルTVの契約書・請求書
  • 銀行のステートメントや公式レター
  • クレジットカードの請求書(郵送物)
  • 賃貸契約書(Lease Agreement)
  • 保険の通知(自動車・住宅・健康など)
  • 雇用主のレターヘッド付きレター(住所明記)
  • 学校からの公式書類(Enrollment Letter等)

コツ:赴任直後は名義が揃わず苦労しがち。リース契約+会社レターの組み合わせで切り抜ける人も多いです。予備書類は複数持参を。

筆記試験 → 仮免(Instruction Permit)

PCで受ける選択式試験。州ごとの交通ルールがベースです。日本語対応の州もありますが翻訳が不自然なことも。英語版での事前練習が安全。合格で仮免が発行されます。

路上試験 → 本免許

仮免ののち路上試験を予約。主なチェックポイント:

  • STOPサインで完全停止
  • スクールバス・歩行者最優先
  • 車線変更時のミラー・目視確認を分かるように実施

合格すると当日は仮カード、後日郵送で本カードが届きます。

REAL IDを同時申請するメリット

2025年以降、国内線搭乗や連邦施設入館にREAL IDが必須。免許申請と同時にREAL ID対応が最適解です。

あると便利な理由

  • 国内線でパスポート提示が不要(REAL IDでOK)
  • スーパーや酒屋での年齢確認用身分証として使える
  • ホテルやレンタカーでも身分証として通用

追加で必要になりがちな書類:パスポート(または出生証明書)/SSNカード/住所証明2種

まとめ:逆算スケジュールで早期クリア

  • 国際免許の期限を把握
  • SSNを先に取得 → DMVオンライン予約
  • 住所証明は早めに2種確保(リース+会社レター等)
  • 筆記 → 仮免 → 路上試験 → 本免許
  • 同時にREAL ID対応で生活の身分証を強化

免許+REAL IDが揃えば、空港・スーパー・レンタカーまで身分証1枚で完結。赴任初期の不便を一気に解消できます。

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この記事を書いた人

旅好きの会社員。旅行記だけでなく、家計や子育て、日常をちょっと便利にするライフハックもシェアしています。等身大の体験談から、暮らしに役立つ情報をまとめています。

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